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Less is beauty
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長月のスープ 栗
秋の気配が、少しずつ深まる長月。
夏の名残を感じつつ、朝夕には涼しい風が吹き、実りの季節がゆっくりと始まります。
栗は、日本で古くから食べられてきた木の実。縄文時代の遺跡からも、栗を食べていた跡が見つかっています。
まろやかなコクの中には、でんぷんをはじめ、食物繊維やビタミンCなども含まれています。
秋に実ったものをいただき、冬へ備える。
そんな昔の人々の暮らしにも寄り添ってきた栗は、秋という季節を運ぶ食材です。
焼き栗のほくほくとした香ばしさと、舞茸の深い香り。
玉ねぎのやさしい甘さを重ね、牛乳でまろやかに仕上げたポタージュです。
秋のはじまりに、栗の滋味をいただきます。

材料|4人分
・栗 500g(殻剥き後、300g程度)
・舞茸 100g
・玉ねぎ 100g
・牛乳 350cc
・生クリーム 100cc
・アンチョビフィレ 4枚
・にんにく 1かけ
・水 450cc
・ローリエ 1枚
・オリーブオイル 大さじ1
・塩 適量
・仕上げ(お好みで、ミント、オリーブオイル)
1.栗は一晩浸水した後、鬼皮に包丁で縦に一周切り込みを入れ、200℃に予熱したオーブンで30分焼く。粗熱が取れたら、皮をむく。
*耐熱容器に熱湯を注ぎ、オーブンに入れ蒸し焼きにするとよい。


2. 舞茸は手で割き、油をひかずにフライパンで空炒りする。水分が抜け、香りがたってきたら、火を止め、皿にあげておく。

3. 鍋でオリーブオイルを熱し、みじんぎりにしたにんにくとアンチョビフィレ、櫛切りにした玉ねぎを入れ、軽く塩を振り、炒める。玉ねぎがしんなりしたら、1の栗と2の舞茸を加え、なじむまで炒める。


4. 水とローリエを加え、中弱火で15分煮る。火を止め、牛乳と生クリームを加える。

5. ブレンダーでなめらかになるまで撹拌する。あたためて、塩で味をととのえる。

6. 器に盛り、ミントやオリーブオイルで仕上げる。

作家:矢尾板 克則
Instagram:@yaoita_katsunori

