CART IS EMPTY
カートに商品が入っておりません
Less is beauty
カートに商品が入っておりません
自分を満たせるのは自分だけ。 / AO
7年前まで、私は東京の真ん中で、よくオフィスにひとり最後まで残って仕事をする、忙しい日々を送っていました。
そんな私の救いだったのが、深夜まであいていた近所のスポーツジム。
ヨガレッスンを受けて、ジャグジーに入れば、スキップして帰るほど心も身体もリセットされていました。
この幸せな時間がもっと長くなればいいな、心と身体の健康をみんなに広めたいな・・・。そうして、直感を信じて会社を辞めて、単身でインド行きを決めました。
南インドのヨガ大学では、朝5時におきて、アサナの練習、お祈り、食事、座学、レポート・・・と、まさに修行の日々。1週間お腹を壊したときは本当に辛かったですが、そんなときに毎日部屋までお見舞いに来て、支えてくれるお節介なほどのインド人の優しさと懐の深さにも触れました。
インドの叡智であるアーユルヴェーダを学んで、身体動かすよりも瞑想の時間が好きだと強く感じ、日本に帰国後は10日間のヴィパッサナー瞑想に参加。
誰とも話してはいけない、目も合わせてはいけない、読み書きもだめ。いま自分が感じている体の感覚だけに集中する、とてもストイックな修行です。2日目くらいで心が折れそうになりましたが、少しずつ集中できるようになり、頭に浮かぶ雑念がどんどん表層から古い記憶に深く潜っていきました。8日目くらいに、やっと何も出てこなくなってきて、最後の日には苦もなく「無」になれるように。
その感覚は、とてもとても心地が良く、いまも私の瞑想スタイルの基本になっています。
皆さん全員に、こんな大変な修行を必ずしてほしいとは言えませんが、
瞑想をしていなくても、「瞑想的な瞬間」というのは誰にでもあると思います。
人によってそれが、料理だったり、スポーツだったり、お風呂だったり。
多くの人が、日常の中でそういう瞬間に気付けるようになるといいなと思っています。
「自分が自分でしかないと気づいた時にすべてが始まる」
これは、私の座右の銘でもある、アインシュタインの言葉です。
マイナスな気持ちや満たされない心を、外から埋めようとしてしまうと、周りにストレスを与えてしまうし、解決につながらないことも。ストレスで買い物しすぎたり、食べ過ぎたり、あるいは恋人や友達からもっと愛してほしいと求めてしまったり。
本当に大切なものを見失わないように、心に余白を持てるような、
自分と向き合うリラックスした時間を持てる人が増えたらいいな、
そんな想いで、ヨガや瞑想を教えています。
自分の本当の声を聞いて、答えてあげるということ。
自分を満たしてあげられるのは、自分しかいないから。
<PROFILE>
AO
ヨガ・瞑想プラクティショナー。インド中央政府公認sVYASA認定ヨガ講師。東京で学生・OL時代を8年間過ごした後、人生の本質を探す旅に出る。2014年南インドを単身数ヶ月旅し、バンガロールのヨガ大学でヨガを、ケーララ州でアーユルヴェーダ、瞑想を学ぶ。定期的に海外を訪れ、アロマテラピーや食事療法などホリスティックに心と身体の健康を探求中。Studio Monk等でクラスを開催しながら、自分らしく生きることの豊かさを伝えている。