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本はジャケ買い、直感に身を委ねて。/mi-mollet 副編集長 川端里恵

Less is Beauty BOOKS セレクター
SENN「BOOKS」で選書の連載を担当いただいている、mi-mollet(ミモレ)副編集長 川端里恵さん。mi-molletでも選書のコーナーを担当されたり、Instagramではおすすめ本の紹介専用アカウントがあったりと、生粋の読書好きな川端さんですが、実は「本はジャケ買い」だそう。己の直感を信じる瞬間は、人生の大きな選択にもつながるのかもしれません。

昔から「本」というものが大好きで、出版社に入りました。

時を経て、いまはWebメディアの編集をしているわけですが、やっぱり寝る前に紙を見るとほっとするんですよね。

 

本はたくさん買いますが、覚えておける数しか持たないようにしています。新しく買った本が本棚に入らなかったら、昔の本はどんどん人にあげてしまいます。お洋服やコスメも同じですが、愛着がないものを家に置いたままにしておくと、なんだか心が消耗してしまうんですよね。

 

読み方は、気分任せ。

ぺらぺらとめくって途中から読んだり、最後まで読まなかったり。
一冊読みきるというプレッシャーを自分にかけない方が、楽しめると思っています。

 

最近、本を選ぶときは「ジャケ買い」です。
読書好きなのに見た目で選ぶんですか?と驚かれるかもしれませんが、表紙や装丁にぴんときたら、たいてい内容もその時の自分に合ってるんです。逆に、店頭に平積みされているベストセラーでも、デザインを見て「家に置きたい」と感じなければ買いません。

 

本でも映画でも買い物でも、SNSや口コミサイトでいくらでも前情報を得られてしまう時代。
先にそちらが頭に入ってしまうと、自分の感想も引っ張られてしまう気がします。

私もメディア編集として情報を発信する仕事をしていますが、だからこそ、外の情報より、自分の直感を大切にすることは本当に大事だなと痛感します。

 

自分がいいと思うものが何なのか、それは本当は自分の内側からしか出てこないからです。

 

私たちは、多かれ少なかれ、社会の中で自分の快・不快を押し殺して生きています。

でも、自粛期間を通していろんなことが「本当は必要ないことだった」ということに気づいてしまいました。満員電車で通うオフィス、痛いのを我慢していたヒール、付き合いの飲み会。

 

社会は少しずつもとに戻っていくのでしょうけれど、気づいてしまったという事実は不可逆で、もう気づいていなかった自分には戻れません。

 

何が大事なのか、その優先順位は、会社も国も決めてくれない。
仕事と家族のバランスや、働く環境など、自分で決めていくしかないんですよね。

 

表紙だけ見て本を買うように、ふとひらいた頁を読むように、
自分の「直感」を信じてみることを、もっと大事にしてみてもいいのかもしれません。

 

川端さんに選書いただいた本の紹介ページはこちら

https://sen-n.com/books/yo-riekawabata/

 

 

<Profile>

川端里恵

1979年生まれ。ウェブマガジン「mi-mollet(ミモレ)」副編集長。『あしたのジョー』の大ファンで、講談社へ入社。おすすめの本を紹介するPodcast「真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室〜」も毎週配信中。

Instagram:@batayomu

mi-mollet(ミモレ): https://mi-mollet.com/