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自然体に生きる。/中島潮里

whyte ヘアスタイリスト
ヴィーガンビューティーサロン「whyte」のヘアスタイリスト中島潮里さん。ヘアサロンとしては朝早くからオープンし、ビーガンサンドイッチやレモネードなども提供するwhyteには、朝から明るいエネルギーが溢れています。潮里さんの目指す、人間の自然な生き方や、ものの選び方を伺いました。
然体に生きる。/中島潮里01
然体に生きる。/中島潮里01

whyteのコンセプトは、「We live better. より自然体に生きていく」。日が昇ったら起きて、日が落ちたら寝るという、人間本来の自然なリズムを取り入れたいという思いで、朝8時からオープンすることに。

 

潮里さんの起床時間は、朝6時ごろ。

 

然体に生きる。/中島潮里02

 

「もともと早起きだったわけではないのですが、お店を始めて自動的に生活リズムが変わりました。最近は、朝フルーツを摂るようにしています。余裕のある日は、飼っているマレとアモのお散歩に行くことも。早起きして日を浴びるだけで、気持ちがいいですよ」

 

千葉の海沿いの街で生まれ育った潮里さん。お休みの日は、朝からひとりで海に行くことも。ビーチクリーンをしたり、散歩瞑想をしたり、海を眺めて静かな時間を過ごしたり。

 

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「海の目の前で育ったので、浜辺が汚れていたり、気候変動で生態系が変わってしまったりすることに危機感を覚えていました。美容師として何か関われないかと思った時に、ビーガンの考え方に出会って。海や動物にも髪にも優しい、ビーガンのシャンプーや薬剤を使ったお店をつくろうと思って、仲間と共にwhyteをオープンしました」

 

ビーガンやサステイナビリティについて理解を深めるにつれ、ものの買い方や選び方も変化したといいます。

 

然体に生きる。/中島潮里05

 

「昔は、どんどん新しい服を買ってファッションを楽しみたいと思っていました。でも、サステイナビリティについて知っていく中で、もっと本質を大切にするようになりました。無駄なものが入ってなくて、必要なものを必要な分だけという思想のものを選びたいなと思っています」

 

SENNのプロダクトは、無駄が削ぎ落とされていて、シンプルなところが嬉しいと話します。

 

「ウォーターオイルバランサーは、余分なものをつけたくないなという気分のときに使っています。肌がリセットされる気がするんです。ウォーターインマルチバームは、花粉症で乾燥した鼻周りや目周りにポイント使いしています」

 

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美容というアプローチから、自分にとっての自然体、地球にとっての自然体を考えること。これからも、「whyte」と潮里さんから発信される、前向きなエネルギーが、社会にとって新しい選択肢を伝え続けていくのだろうと思います。

 

「環境に配慮することが、我慢すること、制限することではないと伝えていきたいです。たとえば、ビーガンカラーは、髪のダメージも少ないし、むしろ色持ちもいい。私のオレンジカラーももちろんビーガンですが、1年に1回くらいしか染め直してなくても、自分の好きなカラーを思いっきり楽しんでいます。環境のことを考えた結果、自分にとってもより自然体で幸せな選択肢になるといいなと思います」

 

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<PROFILE>

中島潮里

vegan beauty salon & cafe “whyte” top stylist 

環境のことはもちろん、私達自身の心も体もサスティナブルに、より自然体に生きていく為のライフスタイルを様々なカタチで提案、発信している。

Instagram:@whyte_shiori