CART IS EMPTY
カートに商品が入っておりません
Less is beauty
カートに商品が入っておりません
40歳のいま。 シンプルケアの「心地よさ」に触れる。/ 菅野有希子
こだわりあるインテリアと自らリノベーションを手掛けたご自宅でインタビューに応えてくださった菅野さん。
そのライフスタイルは、仕事と私生活が表裏一体で相互に良い影響を及ぼし合い、どんなものも自分の審美眼で心地よいものを選び取ることを大切にされているようです。
「民芸で有名な河井寛次郎さんという方の言葉で『暮らしが仕事、仕事が暮らし』というものにすごく共感していて、大切にしています。生活やインテリア、日々使う食器などをおざなりにせず楽しむことで、仕事に還元するようにしています。」
「正直、乾燥肌なので足りるかな?というのが心配でしたが、洗顔はマイルドなこともあって、気にならず使用できました。肌も乾燥が少し解消されたような気がします。」
「スキンケアは、とにかく香りが良いので、目をつむって深呼吸をしながら保湿する時間が、一種のメディテーションのような、自分に優しくする時間に変わりました」
「これまで、わざわざドレッサーに向かってスキンケアしていたのですが(それはそれでスペシャルケアをしたいときは良いのですが)、ちょっと面倒くさいところもあって…。小さいボトルであればサイドテーブルに出しておいても可愛いので、ソファでゆったりケアしたり、疲れてるときはパパっと洗面からボトルを出してケアしたり、家の中でスキンケアする場所が変わりました。ドレッサーを辞める未来もあるかもしれません(笑)」
「保湿もですが、これまで『あれをして、その次これをつけて』と、たくさんアイテムを使うことが、自分にとって意外とストレスだったと気づいたことにびっくりしました。『これが普通』と思っているけど、実は自分にとって負担であったり、もっと楽になれることってたくさんあるのかもと思うと、なんだか身軽になった気持ちです。実際の肌の変化もですが、気持ちの変化の方がポジティブで大きな影響だったように思います。」
「美容が最大の趣味!という方よりかは、綺麗になりたいけど他にも大切なことがたくさんある、という方や、メディテーションやウェルナスなど広くセルフケアに関心が高い方にお勧めしたいですね。」
「正直40歳目前の肌は、スキンケアだけでは足りないことだらけです。慢性的になった疾患はむやみやたらにスキンケアで頑張るより、きちんと皮膚科で治す方がいい。
根本的なトラブルはプロフェッショナルに任せつつ、毎日の基本的なケアはシンプルで良いんじゃないかなって。このスペシャルとデイリーユースの使い分けが今の自分にはちょうどいいかも、と思いました。」
<PROFILE>
菅野有希子
テーブルコーディネーター /プロップスタイリスト
会社員を経て2016年独立。雑誌・書籍・WEBメディア等で、食からインテリアまでライフスタイル提案のスタイリングを幅広く手がける。”暮らしを楽しむ”をテーマに小規模な撮影ではフォトグラファーを兼ねることも。リノベーションしたマンションで一人暮らしするうつわ愛好家。