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何も考えない時間が生むもの。/ RANDEBOO ディレクター SEIKA

RANDEBOO/Chérize CD/Founder
19歳でファッションブランド「RANDEBOO」を立ち上げ、クリエイティブ・ディレクターとしてブランドを先導するSEIKAさん。自分の永遠のテーマだと話す「余白のある女性」について、お話してくださいました。
何も考えない時間が生むもの。/ RANDEBOO ディレクター SEIKA01
何も考えない時間が生むもの。/ RANDEBOO ディレクター SEIKA06
何も考えない時間が生むもの。/ RANDEBOO ディレクター SEIKA01
何も考えない時間が生むもの。/ RANDEBOO ディレクター SEIKA06

RANDEBOOの2021年SSのシーズンテーマは『Margin … 余白, 余裕』。これまでは、外見的なコンセプトでしたが、今季は内面的な部分をテーマに。もともとSEIKAさん自身が持っていた、永遠のテーマを掲げました。

「私自身、いつも100%を追求してしまうくせがあったんです。でもある時、70%頑張って、30%はあけておいたほうがいいパフォーマンスができるということに気づきました。

 詰め込むと凝り固まったものしか出てこない。何も考えないからこそ生まれることも多いなと思ったんです」

着ている人から、そんな余裕が生まれるようなデザインを意識し、選ぶ時にも何も考えずに、ふと手に取ってしまうような服ができあがりました。

 

何も考えない時間が生むもの。/ RANDEBOO ディレクター SEIKA02

 

一番の余白時間は「旅行」。お休みの日は、目的を持たずにふらっとでかけるのが好き。詰め込みすぎてると思ったら、ただ目をつぶってしばらく思考を休ませることも。

生活の中でも、白湯を沸かしたり、お香を焚いたり、あえて手間のかかることをすることで、一拍置くようになったそう。

「お香は、火をつけて、香立てに立てて、という動作をわざわざしなければいけないから、好きなんです。いつも香木などの静かな香りを選んでいるので、SENNの香りもとても気に入りました」

 

何も考えない時間が生むもの。/ RANDEBOO ディレクター SEIKA03

 

20代後半に差し掛かり、身体や肌にも少しずつ変化を感じてきた中で、これまでよりも自分にフォーカスしようと思い始めたそう。

最近は、ジムで走ったり、漢方茶を煎じて飲んだり、スキンケアも厳選するように。

「化粧品もいろいろ試してきたのですが、そぎ落としたほうがいいなと思っていました。そんな時に、メイクアップアーティストのKOTOさんにおすすめされて。

 余白を生けるというコンセプトを聞いて、自分にぴったりだと思いました。最近は、朝も夜もSENNだけ。乾燥が気になるときは化粧水を足しています」

 

何も考えない時間が生むもの。/ RANDEBOO ディレクター SEIKA04

 

ファッションもケアも、より自分の内側へと向いてきたこの頃。

ご自宅にも、伊勢神宮に行った時に作った苔玉だったり、自分で作った陶器の花瓶だったり、厳選されたものだけが置かれていて、そこにはSEIKAさんの大事にしたい思想が詰まっていました。

 

「ものも大好きなので、たくさん買っていた時期もありました。でもそのおかげで、見分ける力がついて、本当に良いものだけが残っていきました。ブランドを通して、ファッションを届けるだけではなくて、そういった考え方や生き方を伝えていきたいなと思っています」

 

<PROFILE>

SEIKA

幼少期の頃からのお洋服への深い愛とモデル活動時代の洋服を纏う仕事を経験を活かし、代表阿部と2016年にアパレルブランド「RANDEBOO」を設立。その後、2019年5月にコスメブランド「Chérize」を設立。2019年8月に新宿ルミネLUMINE2に実店舗をオープン。

Instagram:@seika_boo