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文月のスープ 紫蘇

季節をめぐる12のスープ 〜節気の知恵をいただく〜
大暑
季節が変わるとき、肌はいちばん先に応えます。
春のゆらぎ、夏の火照り、秋の乾き、冬の冷え。
私たちも自然の循環の中にあり、肌は季節の気配を映す鏡です。

先人が暦とともに続けてきたのは、
その時季にもっとも力を蓄えた旬のものを身体に迎え入れるという手当てでした。

素材をひとつに収め余すことなくいただけるスープは、丸ごと旬を取り入れる方法です。

ひと月にひとつ、12ヶ月かけて、季節と身体をめぐるスープを味わいます。
文月のスープ01
文月のスープ01

文月のスープ
紫蘇 [大暑]

太陽がいっそう力を増し、全身で夏を感じる季節。

強い陽射しと暑さで熱がこもる身体に、身体と喉をすずやかに潤す。
香味の強い紫蘇を主役に、夏野菜をたっぷり合わせた緑の冷製スープ。
出汁をふくませたトマトと一緒に。

熱気をさます、文月のスープ。

 

材料:4人分

紫蘇の冷製スープ

 

A|具材

・紫蘇 20枚
・ピーマン 4個
・きゅうり 2本
・グリーンキウイ 1個
・玉ねぎ(中) 1/2個
・ハラペーニョ 適量

 

B|調味料

・オリーブオイル 大さじ4
・白ワインビネガー 大さじ2
・トマトを漬けていた出汁 大さじ6
・レモン果汁 小さじ2
・水 200ml
・塩 適量

 

C|仕上げ

・青柚子の皮 適量
・紫蘇のスプラウト、タイムの花(お好みのハーブでも可)

 

トマトの出汁漬け

・ミニトマト 12個
・水 900ml
・厚削りかつお節 25g
・みりん 大さじ1と1/2
・塩 適量

 

作り方

1. 鍋に水を入れて沸騰させ、厚削りかつお節を加える。弱火で約20分、アクを取りながら出汁を取る。かつお節を取り出し、みりんを加えてひと煮立ちさせ、アルコールを飛ばす。塩で味を調える。

 

2. ミニトマトはヘタを取り、ヘタ側に浅く十字の切り込みを入れる。沸騰した湯で約20秒ゆで、氷水に取って湯むきする。①の出汁に漬けて粗熱を取り、しっかり冷えるまで冷蔵庫で約1時間冷やす。

 

3. 紫蘇、ピーマン、きゅうり、グリーンキウイ、ハラペーニョはブレンダーにかけやすいサイズに切る。玉ねぎは薄切りにし、水に約10分さらして水気をしっかり切る。

 

4. ③の野菜類とBの調味料をブレンダーにかけ、なめらかになるまで撹拌する。塩で味を調え、しっかり冷えるまで冷蔵庫で約1時間冷やす。

 

5. 器にスープを注ぎ、出汁漬けにしたトマトを添える。仕上げに、青柚子の皮をおろし金で擦り、紫蘇のスプラウトやタイムの花を飾って完成。

 

スープの器

作家:内田 智裕
Instagram:@uchidatomohi