Less is beauty

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心が気持ちいいと感じる「瞬間」に耳を澄ます/調香師 sari

SENN WATER OIL BALANCER 調香師 沙里 sari 《かほりとともに、》主宰
SENNウォーターオイルバランサーの香りを調香していただいた、調香師のsariさん。SENNの「Less is Beauty」という引き算の美学に強く共感していただき、「余白」のある香りをつくってくださいました。香りという「瞬間」に集中することは、自分の心と向き合うこと。これからの時代に、もっと自分の心が喜ぶ選択をしていくヒントをお話しくださいました。

香道では、香りを「聴く」という表現を使います。
香りを聴くということは、心の声を聴くということ。
その「瞬間」の、心の動きに耳を澄まします。

だから、香りには嘘がつけません。

私にとって調香は、仕事でありながら、人生でもあるので、心が気持ちいいと感じることを、気持ちいいと思える人としたい。いつもそう思いながら、香りの仕事をしています。

私が香道をはじめたのは、11年前。

日本古来からある文化なのに、聞香に使われる素材は、海外から運ばれてきたものだった。違和感を抱いて、そこからひとり、香道の素材を探す旅が始まりました。

植物にも記憶があって、香りを聴くと、ちゃんとその記憶が見えるんです。本能的に心地いいなと感じたのが、伊勢神宮のヒノキの香りや、山の草木の香りでした。日本の素材で、オリジナルの「現代聞香」という手法を創りあげていきました。

 

いまは、感染症の影響で、なかなか聞香の会も開けません。香りはもっともアナログなものですが、遠隔でもなにか伝えられないかと考えています。こういうときだからこそ、一通一通お手紙を書いてみたりしています。

日常で香りを楽しむ方法としておすすめなのは、カップにお湯を淹れて精油を一滴垂らす。それだけで十分です。湯気のゆらぎを見ているだけでも、心がやすらぎます。玄関やお手洗いなど、家のどこかに必然的に香りがする場所をつくるのものおすすめです。

 

これから、もっと心の時代になっていくと思います。
自分の心が震える感動や感覚を、人と共有して分かち合う。
そういうことを大事にしていきたいです。

「瞬間」を輝かせるには、自分の心に向き合い、魂が喜ぶ選択をしていくしかありません。

たとえば、毎日、同じ時間に、同じ場所で、同じお茶を飲む。そうすると自然と、余白がつくられ、目に見えないものに目を向けることができます。

 

SENNの調香でも、「余白」を残すことを意識しました。
キーノートの、クロモジ、柚子、白檀の香りは、日本人が無意識に魂を感じる香りです。
自分の中の感性が目覚め、自分と向き合う時間にしてもらいたいと願いを込めました。

外見の美しさのために使い始めた方も、使っていくうちに自分の内側を見つめる時間になり、日に日に感じられることが増えていく。SENNの香りが、そんな「瞬間」をつくり出すきっかけになれたら、嬉しいです。

 

かほりとともに、 沙里 sari

調香師 《かほりとともに、》主宰。日本の伝統的な香道作法と西洋のフレグランス文化を融合させた現代聞香を創始。日本・海外各地で季節や風土に合わせた「香り文化」の普及活動やイベントを行っている。幼時からの作曲・演奏活動をもとに、音の波動と香りの関係に着目。自然香料によるオートクチュールのかほり作品にはユニークな“香譜”をつけて発表する。日本産精油を用いた調香が評価を得て、世界からも招待を受けている。フレグランスコンテスト2011環境大臣賞受賞。IFA国際アロマセラピスト。

kahoritotomoni.com