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足るを知る心地よさ。/ keiokairai 宮脇 美和

京都・一乗寺 ショップ & ギャラリー
つい長居してしまうような、ゆったりとしたカフェや本屋さんが点在する、京都・一乗寺エリア。そんな落ち着いた場所にある洗練されたセレクトショップ「keiokairai」で、SENN のプロダクトをお取り扱いいただけることになりました。オーナーご夫婦のご婦人、宮脇美和さんにお話を伺いました。

継往開来(けいおうかいらい)

先人の事業を受け継ぎ、未来を切り開くこと。過去のものを継続し、

それを発展させながら未来を開拓していくこと。

 

この言葉の意味に惹かれ、お店の名前を「keiokairai」とつけました。

 

ジャンルや年代、様々なカテゴリーを超えてこれから先50年続くプロダクトを自分たちでひとつひとつアーカイブしていくことを基軸とし、使う楽しさ、心地よさを感じていただけるものをセレクトしています。

 

keiokairai_01

 

私は長年、フィンランドヴィンテージを専門に仕事をしていました。

フィンランドで出会ったのは、ヴィンテージのプロダクトデザインだけでなく「これでいい」という、あるがままの生き方でした。

 

それまで、「自分らしさ」というよりも女性らしさ、社会人らしさ、嫁らしさなど、誰かに強要されたわけでもないのに、こうあるべき、という一般的なルールや価値観やマニュアルに縛られていたように思います。

 

フィンランドで出会った人たちは、いい意味で肩の力が抜けていて、入ったお店の店員さんたちも、目の前の相手に対して、「接客業らしく」ではなく、しっかりと「自分らしく」対応してくれたのがとても印象的でした。

 

なんでも過剰にならず、「これでいいよね」ということを教えてくれたのです。

京都の龍安寺にも残されている、「吾唯知足(われ、ただ足るを知る)」という言葉がありますが、まさにそんな境地です。

 

keiokairai_02

 

SENNのウォーターオイルバランサーと出会ったとき、正直なところ、使い始めは物足りなさを感じている自分がいました。でも、1本使い終わる頃には、肌も充分満足していて、私自身これまでのスキンケアのルールに縛られていただけだった、ということに気づかされました。

 

本当に自分にとって必要なものを必要な量だけ持ち、長く使うこと。

それで十分だと、歳を重ねるごとにより強く感じています。

そんな日常の中に、SENNのスキンケアはとてもフィットしていて、夫婦揃って毎日使っています。

 

そして、是非ともお店でもご紹介させていただきたいとお声がけをして、いよいよ取り扱いがスタートすることになりました。

 

多くを求めなくても満ちているという解放感、

荷物を手放せるような心地よさを

ぜひ体験していただきたいと思っています。

 

 

<PROFILE>

keiokairai

フィンランドデザインを中心に、日本や世界各国より、時代やジャンルを問わず、使うことが楽しくなるものをセレクトしたライフスタイルショップ。

住所:京都市左京区一乗寺高槻町28-2 keiokairai-bld. 1F2F gallery 3F
営業時間:11:30-18:00
定休日:水曜 ※月1不定休あり 

HP:http://www.keiokairai.co/
Instagram:@keiokairai