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呼応し合う生命と文化 / 行方ひさこ

『ファッションとアート麗しき東西交流』横浜美術館、京都服飾文化研究財団
7月のテーマ 「波」
海が美しい季節。今年は水遊びも控えめになるかもしれませんが、海でなくとも、私たちはたくさんの波に囲まれて生きています。音も光も波。いま、人工の“電磁波“が5Gで問題になっていたりもします。自然のゆらぎに身を任せること、自分の肌や気分の波に寄り添うこと、不要な波を外に流すこと、目に見えない波との付き合い方を考えます。

自分の意思とは裏腹にファッション業界に身を置いていた20代中盤、とある本で「波動」という言葉に出会った。そこから、そもそも人間は自然の一部分で環境と連続した存在であり、私たち1人1人に存在意義があり、すべての命が呼応し合って循環が生まれていると感じるようになった。

 

数年後、この言葉の意味を練り込んで自身の会社をLAULOA(ラウロア)と名前をつけた。ラウロアはハワイ語で広くて長い最高の波という意味。自分の想いや行動が波紋のように、波動のように広く長く伝えられるようにと想いを込めた。

 

この本は、19世期後半から20世紀前半、明治から昭和初期にかけての女性ファッションと絵画・工芸・写真を通して西洋と日本がお互いに文化を享受し合った麗しき作品たちの展示を見つめる1冊。

 

自分に影響を与えてくれるものを自ら選んでいたら、自分に都合がいい自分にしかなれないのではないか。

 

数百年にわたり機械的な生命観が支配的だったが、現代においてますますそうなっているとも言える今だからこそ、多様性を寛容に受け入れて新たな美しさへの創造の糧とした先人たちの心にふれたい。

 

ファッションだけでなく、文化とアートと魂の往来は、西から東へ、そして東から西へ。

 

<Profile>

行方ひさこ / ブランディングディレクター

アパレルでのディレクターやデザイン、経営の経験を活かし、工芸や地方創生・食など幅広い分野で活動中。ニュートラルなマインドで、ブランドの本質を明確にしターゲットに届けるコミュニケーションの仕組みをつくっている。

Instagram:@hisakonamekata