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葉月のスープ 冬瓜(とうがん)

季節をめぐる12のスープ 〜節気の知恵をいただく〜
処暑
季節が変わるとき、肌はいちばん先に応えます。
春のゆらぎ、夏の火照り、秋の乾き、冬の冷え。
私たちも自然の循環の中にあり、肌は季節の気配を映す鏡です。

先人が暦とともに続けてきたのは、
その時季にもっとも力を蓄えた旬のものを身体に迎え入れるという手当てでした。

素材をひとつに収め余すことなくいただけるスープは、丸ごと旬を取り入れる方法です。

ひと月にひとつ、12ヶ月かけて、季節と身体をめぐるスープを味わいます。
葉月のスープ01
葉月のスープ01

葉月のスープ
冬瓜 [処暑]

冬の瓜(うり)と書いて、「冬瓜(とうがん)」。

夏に収穫される野菜ですが、保存性に優れ、冬まで日持ちしたことから、その名がついたとされています。
果肉のほとんどが水分という、みずみずしい野菜。
古くから、夏の食養生にも用いられてきました。

真夏の暑さがいよいよ厳しくなり、強い陽射しに身体も肌も疲れを感じる頃。
冬瓜を、やさしい鰹出汁とともに、冷たいスープに仕立てました。
ほてった身体に、するりと流れ込むような、涼やかな一杯。

夏の盛りに、みずみずしい冬瓜をいただきます。

 

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材料|4人分

・冬瓜(小) 1/4個
・モロヘイヤ 1束

【A】

・鶏むね肉(挽肉) 150g
・卵 1個
・生姜 1片(すりおろし)
・長ネギ 1/2本(みじん切り)*青い部分は除く
・山椒の実の塩漬け 5粒 *お好みで、粉山椒でも可
・片栗粉 小さじ1・1/2
・塩 ひとつまみ

【B】

・鰹だし 1,000ml
・塩 小さじ1/2
・みりん 大さじ1
・薄口醤油 大さじ1・1/2

 

作り方

1. 冬瓜は薄く皮をむき、種とワタを取り除いて、3cm角に切る。たっぷりの湯で、竹串がすっと通るくらいまで10分ほど下茹でする。冷水にとって粗熱を取り、ザルに上げて水気を切る。

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2. モロヘイヤは茎を取り除き、葉をたっぷりの湯で30秒ほど茹でる。冷水にとって粗熱を取り、水気を切る。

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3. 【A】をすべて合わせ、粘りが出るまでよく練る。

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4. 鍋に【B】を入れて一煮立ちさせ、③をスプーンで丸くすくって落とす。鶏団子に火が通り、浮いてくるまで5分ほど煮る。

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5. ①の冬瓜、②のモロヘイヤを④の鶏団子とスープに加える。粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やす。

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6. 冬瓜、鶏団子、モロヘイヤを器に盛り、冷たいスープを注ぐ。

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スープの器

作家:西村 青
Instagram:@sei_glassworks

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