東京を拠点に、いくつかのスタジオやオンラインクラスで、ヨガや瞑想を教える、齋藤さん。もともとアパレルの会社に勤めていましたが、趣味として始めたヨガの心地よさに目覚め、現在では本業に。

「趣味が仕事のようなもので、オンとオフの境目が曖昧になってしまうので、最近はきちんとインターバルの時間をつくろうと意識しています。レッスンを終えて夕方家に帰ると、まず掃除をして家の中を心地よく過ごせるように整えて、ご近所のお店で選んでもらって購入しているビオワインを楽しみながらお料理をしたり」

ストレスが肌や身体に出やすいため、疲れや嫌なことを溜めないようにすることが一番の美容。そう話す斎藤さんの一番好きなリラックス方法が、「香り」です。

「香りは、心から身体に作用していくので、気持ちが落ち着くだけでなく身体やお肌の不調も治してくれるんです。SENN の香りは、繊細で自然な香りがとても好きです。感覚が研ぎ澄まされて、丁寧にお肌をケアしたくなりますね」

香りや二層になった外見にも惹かれて使い始めたウォーターオイルバランサーですが、今では夜のスキンケアはこれ一本で完結だそう。

「瞑想をするように香りを感じながら、肌を丁寧に触れば触るほど、肌の奥まで入っていく感じがします。ベタつくこともなくて。これまでいろいろなスキンケアを使っていましたが、一つを丁寧につけるほうがいいんだと気付きました。時間にも心にも、余白ができて嬉しいです」

心や身体のケアのプロフェッショナルである斎藤さんに、ヨガや瞑想などでセルフケアするにあたって、意識したらいいことを伺うと、意外な答えが。

「あまり、こうすべきとか、毎日続けるべきなどと、こだわりすぎないでいいと思います。　その時によって心も身体も変わってくるから、正解を持たずに、その時の自分に合ったやり方で。自分らしく、無理をせずに楽しみながらが一番です」

＜Profile＞

齋藤りょう子

外資系企業での勤務を経て、2012年よりヨガの指導を開始。力強いヴィンヤサスタイルのヨガ、心を静かにする陰ヨガ、マインドフルネス瞑想を学び、それぞれのバランスを大切にした独自のヨガを展開。ヨガとマインドフルネスのあるライフスタイルを提案している。

Instagram: @ryokoyogini