CART IS EMPTY
カートに商品が入っておりません
Less is beauty
カートに商品が入っておりません
本物を見極める「ものさし」を磨き続けた私が、3年も愛用するSENN / 守屋加賀
パン教室をきっかけに、45歳で新たな一歩を踏み出した守屋さん。
「元々パン職人をやっていて、途中からパン教室をやるようになったんですけど、毎回教室に来る人やつくるものに合わせて、しつらいやお皿を変えたり、買い揃えたりするようになって。段々パンを焼くことよりも、そっちの方が楽しくなってきたんですよね。
自分がギャラリーをやるなんてとても思ってもいなかったですけど、でも、パン教室以外で何か催しのようなことができればなとは思っていました。」
作家との交流も多い守屋さん。ご自身の私生活や、身のまわりへのこだわりは?
「仕事とプライベートの境目はないですね。あるとすれば、日常と非日常の境目が曖昧な状態で生きていくのが好きなんです。だから、ギャラリーに住みながら、ある時はそこが展示空間になったりする状態を行ったり来たりする。
その切り替えがあるようでなくて、日常と非日常の “あわい”(物と物、概念と概念の間にあるすきま)、その間に流れる空気感が好きなんです。」
「私はよく『丁寧な暮らしをされてますね』って言われるけど、その自覚はないんです。どちらかというと、日常と非日常を繰り返しているような感覚です。
例えば、うつわは古いものでも作家さんのものでも、使った後は飾るんですよ。棚に置いて。逆に、ずっと棚に置いているものを使うとか。その(身もまわりのモノも)行き来は一緒なんですよね。
棚に置いた途端にそれはオブジェになり、非日常になるし、使うと日常になる。そんな空間の中に、古いもの、作家のもの、自分が美しいと思ったものを取り込んで生きているって感じですね。」
身の回りのあらゆるモノを持て余すことなく、自身の生き方にあわせて使い、愛でること。
守屋さんの生き方から、ひとつのものを長く大切にするその「本質」が見えてきたような気がします。
「まず、言葉が生まれる前の感覚を信じていますね。綺麗とか美しいとか。言語化することはよりその事を深く考えるので大切だとは思うんですけど、それ依然に、感動した時って心がざわざわしたり、涙が出たり、声が出なくなったり、そういう人間に備わっている感覚が自分には分かりやすくあるので。」
「その感覚が本物か偽りか否かは、その感覚を磨く必要があると思うんです。若いときはいっぱい失敗してます。色んなもの買って、『あれ、あのときは良いと思ったのになあ』って。
でもそれはちゃんと身銭を切らないとわからないと思います。身銭を切って買ってちゃんと使って、あゝ失敗したって。
ただ失敗したなと思うものは、何か純粋に(自分の)直感で選んでないんですよね。雑誌で見たとか、誰かが使ってるとか。」
「好き嫌いを見極めるものさしが、本物を見極めるものさしと一緒にならないといけない。ただ、一緒にするには本当に磨かないといけない。それを磨いてきた自信はあるかなと思いますね。今でも時々失敗するけど。(笑)
だから、お客さんにもすぐに接客をしないんですよね。まずはお客さんがそのものと、言葉依然の感覚と向き合ってその感覚が果たして本物なのかどうかを見極める時間を大切にしています。」
「『(私の生き方に)ついてこれるものだけ、ついておいで。』って感じです(笑)それ以外のものはそんなに必要ないので。だからSENNも、ここに置いても、そこの棚に置いても、なんならキッチンの棚に置いていても、雑味がないので良くて。」
「美容のプロダクトって、どんなにコンセプトやパッケージが良くても中身が良くないと、結局綺麗なボトルでも棚の奥に閉まってしまう。でもSENNは中身も良くて純度が高い。だから使い続けているんだと思います。」
– SENN(じゃ、いまのところ、SENNは守屋さんの生き方についていけていますか?笑)
「はい、ついてこれてますよ。(笑)」
– SENN(もう実は3年近く定期購入してくださっているんですよね。)
「そうですね。そうか、もう3年にもなるのか。元々は、料理家の細川亜衣さんがきっかけでSENNを知ったんですけど、そりゃ最初は話を聞いたとき、『ほんまに5滴…?』って思いましたよ。(笑) ただ、信頼している人が使っていたので、私も使ってみたら良かったっていう、きっかけは単純でした。
若い頃はそれこそ美容もいろんなものを試しましたけど、結局純度が高くて、1本で済むならそれが一番良いと思っていたし、実際中身も良かったので使用しています。」
「私はよく旅行にも行くので、ウォーターオイルバランサーを必ず持っていくんですけど、1回忘れて行ったことがあって。焦りましたね。ひとまず1回分だけコンビニのお泊まり用のスキンケアセットみたいなものを買ったんですけど、本当にその日1日は気分が悪かったですね。(笑)それくらい欠かせないものになってます。」
「朝は洗顔をしないので、水で顔を濯いだらSENNを使って、お化粧する時はして。夜もまたSENNをつけて。SENN様様ですね。(笑) SENNが無くなったら何を使えば良いかもうわかんないです。
若い時は美容にお金も時間もかけてました。30代の頃はエステや鍼行ったり。でも、それはその場凌ぎってことがわかったんですよね。それに、歳を重ねた時にこれをずっと続けていくのはしんどいなとは思っていたんです。でも、そんな時にSENNと出会って良かったなって思います。」
「美容って結局100人が良いと思っていても、自分の肌に合わないと使えないから勧めることは難しい。でも歳を重ねた人には勧めたいなって思いますね。」
このほかにも、ギャラリー運営に至るまでのエピソードや私生活のこだわりなど様々なお話を聞かせてくださった守屋さん。
自らが心から惹かれるもの、必要なもの、そして他人ではなく自分の「生き方」に沿うものを選ぶことを大切にする方に。ぜひSENNをお手にとってみていただけたらと思います。
<PROFILE>
守屋加賀
大阪のギャラリー兼サロン、ippoplusと無由主宰。年に数回、作家の展覧会と美しさにまつわる催しを開く。