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レモンが繋ぐ大きなめぐり。incense LOG

incense LOG 制作ストーリー
尾道の千光寺に向かう石段の途中にある、昭和30年代のアパートを再生した複合施設、LOG。循環と再生を大切にするLOGが、SENNと共につくったお香「incense LOG」の制作ストーリーを、LOGの小林紀子さんに伺いました。
レモンが繋ぐ大きなめぐり。incense LOG00
レモンが繋ぐ大きなめぐり。incense LOG00

レモンが繋ぐ大きなめぐり。incense LOG01

はじまりは、いつも懇意にしている尾道のレモン農家さんがぽろっとこぼした言葉でした。

 

「今年はレモンが冷害でねえ、たくさん余っとるんよ…」

 

何に使うかは決めていなかったのですが、LOGで300kg買い取ることにしました。

 

スタッフの手で、ひとつひとつ皮を剥き、果汁は、「ピエール・エルメ」とのコラボレーションで、マカロンに。皮は、蒸留して精油に。

 

その精油をどう活用しようか悩んでいたところ、偶然にもSENNとの繋がりが生まれたことから、このお香が生まれました。

レモンが繋ぐ大きなめぐり。incense LOG04

冬のしまなみ海道を自転車で走っていると畑から香ってくるような、ほのかなレモンの香り。
それを、フランキンセンスやイランイラン、循環の象徴でもある蜂蜜の香りが優しく包み込む。瀬戸内の風を感じられる、どこか懐かしい香りに仕上がりました。

 

出荷できなかったレモンが、人と人との繋がりの中で、お香となって再生し、循環していく。

 

LOGは、こうやって人と人、過去と未来、世界中と尾道を、ごく自然に繋げていくような、そんな存在であり続けたいと願っています。

レモンが繋ぐ大きなめぐり。incense LOG02

屋上に洗濯物を干したり、野菜を干したり。
坂道と石段に囲まれた尾道の山側で、脈々と紡がれてきた、暮らしや手仕事を取り入れてみる。
はるか昔から続けられてきた、毎日お香を焚くという文化を、施設内で取り入れてみる。手間がかかっても、そういったことをひとつひとつ大事にしていきたいのです。

 

このお香を焚きながら、尾道での時間を思い出したり、海沿いのレモン畑を想像したり、大きな時間の流れや、人から人へ繋がれてきためぐりを、感じてもらえたら嬉しく思います。

 

 

レモンが繋ぐ大きなめぐり。incense LOG

 

<PROFILE>

LOG

尾道の千光寺のに続く石段の途中にある、ホテル、カフェ&バー、ショップなどを備えた複合施設。昭和30年代のアパートをインドの建築集団スタジオ・ムンバイと共に再生。手仕事を大切にし、まちの文化や記憶を未来へ繋ぐ。

住所:広島県尾道市東土堂町11-12

Instagram:@log_onomichi