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Less is beauty
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国際薬膳師が語る、オールインワンと「減らす美容」 / 有田千幸
「『私がどういう生き方をしたいか』ということを最近考えたことがあるんですけど、私は身軽に生きたいなって、過去とかを思い出しながら思ったんですね。」
「学生時代はニュージーランドに住んでいました。皆さん本当にシンプルで、ミニマルな生活をしている方が多く、私も自身も『シンプルに生きる』ということがデフォルトになっています。なので、物がありすぎると結構それが苦しいと感じてしまいます。本当は色々使いこなせたり着こなせたりした方が良いのかなって思うこともかなりあったんですけど、でも私はシンプルで生きたいんだって、やっと最近自信を持って言えるようになりました。」
「元々、美容もシンプルでありたいという気持ちが強いので、オールインワンを好んで使っていました。オールインワンでなくとも2ステップで済むものとか、スキンケアに限らず、ヘアプロダクトとか洗顔とかも、できれば1本で済むものが心地良いなと感じています。やっぱり洗面台もスッキリしますし、旅行の時とかあれもこれも持って行こうってならずに、これ1本となると楽で良いですよね。」
「私はどんなオールインワンも、1回のケアだけで良いわけじゃないなと思っていて、どんなにすばらしいオールインワンでも、1回だけよりも、肌の状態に合わせ丁寧に何度かに分けて使ったほうが効果があると感じています。なので、SENNのスキンケアもそういうことを心がけて使ってみました。」
「普段私、娘とお風呂に入るんですけど、お風呂上がりはいつもバタバタ。自分のことはどうしても後回しになりがちなんですけど、娘に『ちょっと待ってね』とか言いながら、肌に膜を一旦つくるようなイメージで先にオイルを1滴つけ、娘を仕上げた後に、もうちょっと丁寧に2分くらいかけてしっかり馴染ませるようにしたら、一回つけるよりも馴染みがよかったというか、効果を感じられたと思っています。」
「夏の時期、ずっと日差しを浴びてしまった日とかは、寝る前にもう一度だけ1,2滴垂らして肌に馴染ませるようにすると、朝のしっとり感が違うなと私は感じました。」
「私バッグが小さいんですけどそれにも入るコンパクトさなので、持ち歩き、日中も必ず1回はメイクの上から保湿をするようにしました。それはずっと前からルーティンになっていて、やった時とやらない時で夜メイクを落とした時の肌の感触が、ザラザラかツルツルかくらい全然違うので、必ずするようにしています。」
「使い方は自分次第だと思います。これはスキンケアだけじゃなくて、生活のいろんなところに考えが及ぶんじゃないかなと思っていて、たとえば食べ物に関しても似たような考えができます。自分の身体の声を聞いたりだとか、今の季節はこういうものを食べた方が良いとか。今日の自分と明日の自分ではコンディションが違いますし、今月と来月も違うだろうし、きっと先月だって違ったはずなんですよね。だから内側の自分に耳を傾け、必要なケアをしたり、身体が欲しているものを摂れる余裕があると良いですよね。でもそういう私も忙しいと呼吸することさえも忘れちゃいますからね。」
「オイルは初めて見たとき、正直これで1ヶ月もつのかな、本当かなって思ったんですけど、まずは無理せず使ってみようって思い始めました。1回の使用目安が5滴ということだったので、使い方としては最初に1滴使って、その後に2,3滴を丁寧につけて、乾燥が気になるときは寝る前にもう1滴つけるとか、なんとなく5滴を目安にしたら、この5滴を大事にしようと思い、丁寧なケアができるようになったんですよ。」
「使い始めてもう翌日の朝には、私は効果を実感しました。すごく肌が柔らかくて、Tゾーンもサラサラで、なんか良い感じっていうのが第一印象でした。肌の調子が良くなることは、新しいものを使うとよくあるんですけど、それが持続するかは別の話。すごく肌の調子が良くなるものもあれば、途中から合わなくなってしまうものもあります。SENNのオイルに関しては、約1ヶ月間落ち着いて肌の調子も安定して使うことができました。」
「改めてシンプルケアって心地良いなって思ったのと同時に、シンプルケアを続けるためには、丁寧さ、ちょっとした努力も必要だなと思いました。例えば日焼け止めをきちんと塗るとか、日差しが強い時は帽子を被るとか、火照っていたら冷やしてみるとか、ザラザラになったら角質や汚れを取ってあげるとか、スキンケアプラスα、日常的に気をつけないといけないこともあるなっていう風に思いました。」
「それは私がやっている料理にも通じていることがあると思っていて、この食材は冷やしておいた方が美味しいだとか、ザラザラ舌触りが気になるものがあったら取り除くとか、ちゃんと下味がないといけないものはつけなくちゃいけないとか、小さいことが大事だなって気づきました。なので、それをもうちょっとこれからも徹底していこうかなという気づきになりました。」
「忙しい人にはおすすめしたい。忙しいママとか。でもその先に、忙しいけど丁寧に生きたいとか、もうちょっと物を減らしていきたい、身軽に生きたいって思っている方がいれば、入口としてはすごく良いんじゃないかなって思います。」
<PROFILE>
有田千幸
薬膳料理教室「光と風が通る家」主宰。食養生をコンセプトとしたワークショップの開催、養生台湾朝ごはんや植物性の焼き菓子「千/cen」の提供を行う傍ら、企業のレシピ開発・監修にも携わる。ライターとして環境やサステナビリティにまつわる記事も執筆している。
Instagram:@chiyuki_arita_official