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カートに商品が入っておりません
Less is beauty
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愛しいものたちと育む、最高の居場所 / 小川奈緒
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「家は子育てのように、時間をかけて育んでいくものだと思っています。家という生き物と、お互いの顔色を見合いつつ、ちょっとずつ仲良くなったり距離を取ったりしながら一緒に育ってきたという自負があって。こんな家づくりの形もあるんだなと知ってもらいたいです。」
一つひとつの愛用品が肩を寄せ合いつくり上げられていく、愛しい家。
そんなを最高な居場所を育んでいく上での新たな視点に気づいてもらえたら、と小川さんは話します。
「一つひとつがただのお買い物じゃなくて、自分にとって最高の居場所を作るその過程ということを感じていただけるんじゃないかなと。」
「花瓶を一つ買うにしても、きっと長い付き合いになる。何年か経った時に、この花瓶を買ったおかげで花を生ける習慣が自分に根付いたなとか、ものを迎え入れた先に広がっていく世界が一つひとつあって。そういったものとの出会いや選び方の新しい視点を、皆さんにお渡しできたらいいなと思います。」
「真鍮にコーティングが全くされていない無塗装のランプは、酸素に触れてどんどん金色が鈍く変化していきます」
「素手で触ると指紋がそのまま跡になってしまうので、お手入れが大変で。でも、この丁寧に付き合える渋い金色を迎えて良かったなと思うんですよね。」
実用性ばかりでものを選ぶのではなく、ただ、もの自体を愛でる余白の時間を愉しむ。
そんな愛しいものとの暮らしを通して、自分の内側に矢印を向け、心をめぐらせて整える。
小川さんの審美眼で迎えられた愛用品たちとの、豊かなエピソードが溢れていました。
「この絵を眺めていると、頭の中から新しい発想や、アイデア、ことばが浮かんで来るんです。」
「これだけ大きな絵を飾っているのに全く飽きることがなくて。本当に来るべくして、ここに来てくれたんだなと感じています。」
「このテーブルランプは、読書のためなど実用の為の照明ではなくて、この空間に浮かび上がるその美しさを愛でる余白を愉しむための美術品みたいなもの。」
「ただここに在ることで、リビング全体のムードを作っていると言っても過言ではないくらいにこの佇まいが気に入ってます。」
「毎朝15分くらいの瞑想を習慣にしているのですが、このMEGURIの香りがとにかく良くて。」
「自分の肌と心を労って前向きに一日をスタートできるんです。一日の最初に、とても豊かな余白を持てているなと思います。」
自分自身、そして家という生き物と対話し、少しずつ仲良くなったり、距離を取ったりして共に育っていく。
揺るがない軸を持ちつつ、その時々の繊細な変化に意識を向け、ものとの関係性を育むことを大切にされていました。
「機能的で、それでいて見た目も美しく、好々な使い方ができる家具が好きなんだなと、このネストテーブルを前にすると実感します。」
「サイズの違う3つを並べたり、重ねたり、家中のあちこちに移動させたり。一人暮らしの頃から、もう20年以上の付き合いになるアイテムです。」
「家との付き合い方や、自分のコンディションは繊細に変化していくもの。今の暮らしにフィットしているのが、このたためる椅子だと思っています。」
「美しい佇まいに、たためば片手でひょいと持ち歩けるその軽やかさが、今の暮らしに寄り添ってくれてると感じます。」
書籍では、今回お話しをうかがったリビングルームに留まらず、ご自宅の隅々までルームツアーをするように、愛用品との物語から、小川さんの暮らしの工夫まで綴られています。
―『自ら手を動かして、好きな空間をつくりあげていく作業が、理屈抜きで楽しい。』
80個近い愛用品それぞれのストーリー。家が好き、家族が好き、自分が好きだと気付かせてくれるウェルエイジングな一冊です。
<PROFILE>
小川奈緒
エッセイスト
出版社のファッション誌編集部を経て、2001年よりフリーランスに。ライフスタイルのエッセイを中心に執筆活動を行う。最新刊『家が好きで』のほか、既刊に『すこやかなほうへ 今とこれからの暮らし方』『ただいま見直し中』『直しながら住む家』など。音声メディア「Voicy」のパーソナリティや、自宅を開放したワークショップ「Table Talk Gathering」の運営も行う。
根本・土台ケアに着目した、2ステップのシンプルスキンケア。肌のめぐりを促し、土台から整えることで、肌本来のハリと自然なツヤを引き出します。
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