ご家族と愛犬りくと共に暮らす、広い川を望む家。自然の近くに住みたいという思いから、この場所を選んだと話します。

「本当は海が大好きなのですが、都心への利便性なども考えて、代わりに川沿いに。ただ川の流れを眺めているだけでも心が落ち着くんです。毎日のように河川敷でりくの散歩もしますし、ちょっとお弁当とシート持って外でご飯を食べたりもします」

RIEさんのインスピレーションの源は、海や山などの自然。サーフィン、キャンプ、スキーなど、自然の中に身を置く時間を大切にしています。

「飛騨高山に行ったときの、紅葉が美しくて、秋のコレクションのカラーの参考にしたり。キャンプでは、その時々の行った場所の美味しいものを使って料理したり。ただ、自然を眺めているだけでも満たされるんです。」

ウォーターオイルバランサーは、サーフィンの後やアウトドアに行く時に活躍しているそう。

「１本で済むので、持ち運びも便利だし、重宝しています。オイルだけど、すぐに浸透してさらっとしているので、全然ベタつきが気になりません。そしてとにかく香りが好き。いつか長野の山で摘んだクロモジを思い出します」

仕事やお子さんや愛犬の世話など、日々忙しいRIEさん。それでも、全てやることを終わらせて「何もしない時間」を意識的につくっていると言います。

「余白って努力しないと作り続けられないもの。S-STOREのコンセプトは『余白』なんです。だから、SENNのコンセプトを聞いた時、とても共感しました。元々お香を焚く習慣はなかったのですが、SENNのお香は、香りの中に自然を感じるので大好きです。ただリラックスするだけでなく、しゃんと背筋が伸びる気がするんです。SENNのプレイリストも、自然を感じられてよく聴いています」

スキンケア、香り、音楽、アウトドア。暮らしの中に、悠然とした自然の空気を取り入れる。それが心に余白をもたらしてくれるのだと、RIEさんに教えてもらった気がします。

＜PROFILE＞

RIE

SEA クリエイティブディレクター / デザイナー　

2006年、ファッションブランド「SEA」立ち上げ。2016年3月19日には自身のストア「S」が駒沢にオープン。自身のブランド以外にもブランドやショップのディレクションやデザインも多数手掛けている。趣味はサーフィン、料理、写真、旅。著書「衣食住のかたち」（宝島社）。

Instagram：@rie_sea